私が小学生の・・・ 鳥取県 けい様

 私が小学生の頃は、お小遣いが1日10円でした。毎日、学校から帰ると母から10円貰い、近所の駄菓子屋に走って行きました。駄菓子屋は十字路の角にあり、店名はその名も十字路。子供の目線に合わせて陳列台は低くなっており、ガラスがはめ込まれた木枠の蓋を通して中の駄菓子が見えました。陳列台の中に入れられていない駄菓子は、大きな瓶に入っていました。くじ引きになっている駄菓子は、厚紙に貼り付けられたまま壁にかけてあったり、紙箱に入れたまま棚の上に置いてありました。大抵の駄菓子がバラ売りでしたので、10円あれば何種類か買う事が出来、一日のおやつには十分賄えました。 最近、コンビニに駄菓子コーナーが出来、懐かしさに時々立ち寄るようになりましたが、当時のようにワクワクする事はありません。それは、私がおばさんになったせいでしょうか。駄菓子の種類も変わってしまったからかもしれません。駄菓子屋さんで駄菓子を買う古き良き時代はもう来ないのかもしれませんね。

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