幼稚園・・・ 大阪府 おてもやん様

幼稚園・小学生の間だけ高知の山間部に住んでいましたが、家の近所にタバコや切手、雑貨、駄菓子を売っているお店がありました。おじいさんがやっていて、いつも電気がつくことなく、夕方に出歩くことはあまりありませんでしたが、たまに夕方に行くと薄暗い中で必死に駄菓子を選んだのを覚えています。50円が一日のお菓子代としてもらえたので、5円玉チョコや10円のフーセンガム、きなこ棒など、10円単位で変えたのでとても重宝しました。50円ではジュースも買えないので、粉末ジュースやチューチューなどが代わりになりました。タバコを吸う姿が格好良く思え、ココアシガレットで大人ぶってたのも笑える思い出です。遠足のおやつ代が300円の時には30円のスナックや当時50円の小袋のポテトチップスなどを奮発し、数ある駄菓子を選りすぐって選んだことは今でも楽しい思い出です。昔はこうやって買い物の仕方、計算力、おじいさんなどお年寄りとのコミュニケーションや生活の知恵など駄菓子屋さんで身につけていったことも多々あると思います。最近はコンビになどでも少し扱うところはありますが、やはり昔のようなものはありません。大人になっても駄菓子を選ぶあの楽しさは懐かしく変わらずあり、「駄菓子堂」の存在はとても嬉しいものです。

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